「やる気」は、勉強の原点
やる気を出すには、どうしたらよいのでしょうか。
実は、「やる気」は、脳の「側坐核」という場所などで作られます。側坐核を活動させるためには、ある程度の刺激が必要なのです。刺激がないと十分な活動をしてくれません。
やる気が出ない時には、まずは何より机に向かって勉強を始めてみましょう。側坐核を刺激してあげましょう。そうすると、しだいにやる気が生じて勉強に集中できるようになっていきます。
例えば、大掃除を、いやいやながら始めたにもかかわらず、そのうち気分が乗って、部屋をすっかり片付けてしまった経験がありませんか。
こうした現象は精神医学者のクレペリン博士によって「作業興奮」と名付けられました。始めると、だんだん調子が出て、集中できるようになる。これが作業興奮です。側坐核が目を覚ますのには時間がかかります。
とにかく勉強を始めて、十分間は中断しない。この姿勢が肝心です。
本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。