なぜ努力の継続が必要なのか

 例えば、AとBの2つの物事を覚えると、「A」、「B」、「AからみたB」、「BからみたA」というように4つの情報が生まれます。2の2乗です。このようにして、次々新しい物事を覚えていくと、「べき乗の効果がある」ことが知られています。

 しかし、「なぜこんなに猛勉強しても成績が上がらないのだろう」と悩んでしまうこともあるでしょう。残念ながら勉強の成果はすぐには現れません。成果は、ある時突然、爆発的に現れるのです。

 勉強を続けていると、急に「ああ、わかった!」と感じる瞬間があるでしょう。こうした現象は、勉強と成果がべき乗の関係にあることなのです。

 「努力の継続」がもっとも大切な勉学の心得なのです。なかなか結果が現れないからといって、すぐにあきらめてはいけません。現実的な話をすれば、勉強を開始してから効果が現れるまでに、どんなに早くても3カ月はかかるでしょう。

 勉強の効果を得たいならば、長期的な計画性が重要です。そして、ひたむきな努力です。すぐに効果が出ないからといってクジけてはいけません。勉強がつらくなったら、「成果は、突然爆発的に現れる」と思い出しましょう。

 

夢を持ちつづけていれば、いつか必ずそれを実現する時が来る。

                                     ~ ゲーテ ~

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。