復習のポイント

①タイミング

前回の「復習の大切さ」の中で、無意識のうちに脳の中に記憶されるというお話でしたが、2回目までの学習に1カ月以上間隔があいてしまうと、記憶力はあまりアップしません。つまり、1カ月以内に復習しなければなりません。復習の時も、手で書いたり、声に出したりして、五感を多く使いましょう。

効率の良い復習のタイミングですが、

Ⅰ 学習した翌日に1回目

Ⅱ 1回目から1週間後に2回目

Ⅲ 2回目から2週間後に3回目

Ⅳ 3回目から1カ月後に4回目

2カ月間をかけて復習を行うと効率的に覚えられるといわれています。

②内容

復習の効果は、同じ内容に対して効果を生じるため、同じ内容を繰り返すことが肝心です。自分の気に入った参考書を1冊決めたら、すべての内容を覚えるように繰り返し復習をしましょう。

③入力よりも出力重視

「入力」とは、単語などを覚えることで、「出力」とは、覚えたものをテストすることをいいます。出力のやり方ですが、テストで間違えた問題を見直して、もう一度テストを一通り行い、満点が取れるまで繰り返し行いましょう。

教科書やノートを見直すことも大切ですが、問題集を何度も解いて出力重視の復習法を行うと、効率的に学習ができるはずです。

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